JR東海は5日、「新幹線回数券」の一部区間と「岐阜新幹線スーパー回数券」、定期券用の「新幹線自由席回数特別急行券」について、発売を終了すると発表した。
発売終了となる新幹線回数券は、計19区間。普通車指定席用の東京(都区内)~新神戸(市内)・岡山・広島(市内)・博多(市内)間、名古屋(市内)~博多(市内)間などの15区間、普通車自由席用の京都~新神戸間などの4区間が対象となる。
また同日、JR西日本においても、新幹線回数券と新幹線自由席回数特急券の一部区間について、廃止を発表した。新幹線回数券は、現在発売する51区間が対象。新幹線自由席回数特急券は、京都~広島間の各駅発着の32区間を廃止する。
JR東海では、3月にも新幹線回数券の一部区間廃止を発表している。今回の廃止区間追加によって、東海道・山陽新幹線の普通車指定席用回数券は全廃となる。
各きっぷの発売終了日は、新幹線自由席回数特急券と山陽新幹線内で完結する新幹線回数券が2021年10月31日、その他が2022年3月31日。なお、発売終了日までに購入した回数券は、有効期限まで利用できる。