JR九州は3日、在来線特急料金の見直しを実施すると発表した。
自由席特急料金では、25キロ以内が現行の310円から500円へ、26キロ以上50キロ以内が現行の630円から750円へ、301キロ以上が現行の1680円から2600円などと、それぞれ値上げする。また、一部区間で設定している特定特急料金も価格を変更。あわせて指定席特急料金も変更し、自由席特急料金や特定特急料金からの加算額を、現行の530円から730円(特急「あそぼーい!」の展望席など一部座席は現行の740円から940円)へ変更する。
今回の料金見直しは、新型コロナウイルス感染症による利用者減少と、同社を取り巻く経営環境の変化を受け、持続的な交通ネットワークを維持するために実施するもの。新料金は、2022年4月1日乗車分より適用する。なお、「2枚きっぷ」や「九州ネットきっぷ」などの割引きっぷの発売額については、現時点では変更の予定はないとしている。