北条鉄道は、2022年春にキハ40形を導入すると発表した。
同社では、2020年9月に法華口駅の行き違い設備完成によるダイヤ改正を実施し、列車を増発した。その一方、同社の保有車両数は3両のままで、予備車が不足するため、車両トラブルが発生した場合にダイヤ通りに運行できなくなる可能性が高まった。そこで同社は、JR東日本で営業運転を終えたキハ40形を購入して、車両を増備することにした。
キハ40の営業運転開始時期は、2022年春ごろ。通常の運用のほか、観光・イベント列車としての運行も予定しているという。また北条鉄道では、キハ40形の改造費用などの調達目的として、クラウドファンディングを9月1日から10月29日まで実施する。