JR九州は、長崎本線肥前山口~諫早間の第一種鉄道事業廃止について、国土交通省九州運輸局に8月31日付で届け出た。
肥前山口~諫早間の第一種鉄道事業廃止は、西九州新幹線の開業にあわせて実施するもの。並行在来線となる同区間については、一般社団法人である佐賀・長崎鉄道管理センターが設備を保有する第三種鉄道事業者、JR九州がこれを借り受けて第二種鉄道事業者として運行する「上下分離」となる予定で、今回の届出は、この事業形態変更に向けた準備の一環となる。
同区間におけるJR九州の第一種鉄道事業廃止は、2022年秋ごろを予定する西九州新幹線開業日と同日。なお、同区間におけるJR九州の運行は、開業より23年間継続する予定となっている。