JR東海は15日(月)、313系電車120両とキハ25形気動車10両を、それぞれ新製すると発表した。
313系電車は、東海道線や中央線等で主力として活躍している車両で、東海道線の名古屋地区、中央線、関西線などへ、あわせて120両投入する。
キハ25形気動車は、新しい形式の車両となる。車体は313系をベースに、省エネやバリアフリー等に配慮したもので、編成は2両固定。ATS-PTなどの安全設備に対応する。キハ25形については、主に武豊線へ10両投入する予定。
新製電車の導入により、国鉄時代に製作し老朽化した電車127両が廃車となる。新車への置き換えが完了すると、同社の在来線はすべてがステンレス車体の電車となり、ほぼすべてがJR発足以降に新製した車両となる。
設備投資額は総額で約250億円、2010年から2013年にかけて順次、営業運転を開始する予定。