南海電気鉄道は15日(月)、高野線に導入する観光列車の愛称について、その名を「天空(てんくう)」に決定したと発表した。
愛称は一般公募し、3637件の応募があった。「天空」には36件の応募があり、標高900メートルに位置する世界遺産・高野山が醸し出す印象にふさわしい名として決定した。
同社はあわせて、観光列車の運行開始日を2009年7月3日に決定したと発表。定期運行開始に先だって、プレ運行日も設定する予定。以降の運転日は、基本的に、3月から11月は水・木曜日をのぞく毎日で、12月から2月は土・休日のみとなる。運行区間は、高野線・橋本~極楽橋間(19.8km)で、1日2往復。所要時間は片道約40分を予定する。