JR北海道、JR東日本、JR西日本は5日、シーズン別の指定席特急料金を改定し、現在の3段階設定から4段階設定とすると発表した。
特急列車の指定席特急料金は現在、シーズン別に「閑散期」「通常期」「繁忙期」の3段階設定となっている。3社では、利用が集中するシーズンの混雑緩和を図るため、利用が特に多い年末年始、ゴールデンウィーク、お盆の各期間を対象に、新たに「最繁忙期」を設定。料金を4段階とする。
最繁忙期の料金は、大人料金の場合、通常期料金より400円増しとなる。また、4段階制の導入にあわせて、通常期や閑散期の適用日を拡大し、最繁忙期や繁忙期の適用期間前後も対象とする。2021年度では8月は全期間を通して繁忙期料金を適用していたが、2022年度では8月下旬を通常期に変更。従来よりも低価格で特急券を発売する。
最繁忙期料金の設定は、東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸の各新幹線と、JR東日本の一部特急列車が対象。2022年4月1日乗車分より適用する。