JR貨物は15日、九州向けのEF510形交直流電気機関車を製造すると発表した。
新たに製造するEF510形は、九州向けの量産先行車で、301号機。本州で運転中のEF510形とは異なり、交流回生ブレーキを装備する。また、「ECO-POWER レッドサンダー」の愛称は継承しつつも、車体の塗装を変更し、従来のEF81形で親しまれている銀色をベースとしたデザインとする。同社は、九州で運転しているED76形、EF81形を置き換える目的で、EF510形を導入するとしている。
EF510形301号機は今後、2021年12月16日に車両メーカーを出場、2023年3月に運転を開始する予定。