JR西日本は18日、岡山・備後エリアに新型車両を導入すると発表した。
導入する車両は、広島エリア、和歌山エリアで導入済みの227系近郊形直流電車をベースとした新型車両。山陽線などへ投入する。2両編成と3両編成の計101両を2023年度以降に順次導入し、既存車両を順次入れ替えるとしている。
岡山エリアでは、瀬戸大橋線の快速「マリンライナー」用の213系が1987年に導入され、現在は山陽線や伯備線などでも使用されているほか、2003年には「マリンライナー」車両の置き換え用として、223系が投入されている。一方、山陽線や伯備線など、瀬戸大橋線以外への一般型電車の新車直接投入はJR西日本発足以降行われておらず、今回の新型車両導入は国鉄時代以来となる。
JR西日本は、新型車両の詳細仕様、色・デザイン等は、決まり次第随時発表するとしている。