阿佐海岸鉄道は25日、鉄道事業における実質運賃について、国土交通省四国運輸局に届け出たと発表した。
今回届け出た運賃は、同社のデュアル・モード・ビークル(DMV)導入にともない実施するもの。鉄道事業における上限運賃の変更については、2021年5月28日付で同運輸局に認可申請し、7月26日に認可を受けていた。
届け出た普通旅客運賃は、5キロメートルまでが200円で、以降10キロメートルまでの区間は、2キロメートルあたり100円を加算する。通勤定期1か月の旅客運賃は、5キロメートルまでが6000円、以降10キロメートルまでの区間は、2キロメートルあたり3000円を加算する。また、同社線の各駅相互間を乗車する旅客に対し、100円券12券片の金券式回数乗車券を1000円で発売する。
DMVの運転開始は、2021年12月25日を予定する。