国土交通省は29日、只見線会津川口~只見間の鉄道事業許可申請について、これを同30日付けで許可すると発表した。
只見線の会津川口~只見間は、2011年7月の豪雨によって橋りょう流出などの被害を受けたことで不通となっている。JR東日本と福島県では、同線の復旧に際し、福島県が鉄道施設や土地を保有し、JR東日本がこれを借り受け運行する「上下分離方式」を採用することで2017年6月に合意。2021年6月に、JR東日本が第二種鉄道事業者として、福島県が第三種鉄道事業者として、それぞれ国土交通省に申請していた。
只見線の復旧工事は、2022年度上半期の完了を予定。営業運転の再開は、同年中を予定している。