JR四国は、2009年3月1日から早期地震警報システムを全線区に導入する。
気象庁が情報提供している緊急地震速報を活用し、地震発生前に揺れが予想される区間を走行している列車に対し、列車無線等による停止指示をおこなう。現在、地震発生時には、運転士が感知して列車を停止させるか、沿線地震計の計測値をもとに輸送指令員等が関係列車の停止手配を行っている。しかし、地震発生後に列車が停止するまでに時間がかかる問題があった。
気象庁の緊急地震速報を利用した列車の停止システムは、2006年8月1日の緊急地震速報の運用開始以来、JR各社や大手私鉄で、相次いで導入されている。