JR九州は13日、在来線特急列車の車内で発売する自由席特急券について、発売額を変更すると発表した。
今回の発売額見直しは、特急券の事前購入を促進し、車内における乗客への案内などサービス向上を図るためのもの。 門司港・小倉・行橋~博多間の計15駅の在来線特急列車停車駅相互間での利用時(特急「かいおう」を除く)において、車内での自由席特急券発売時には、通常の価格より200円割増とする。変更後の車内発売額は、博多~福間間が700円、博多~小倉間が800円など。
車内発売額の変更は、2022年4月1日の乗車分より適用。価格変更にあわせ、対象各駅のホーム上に、特急券が購入可能な自動券売機を設置する。なおJR九州では同日、在来線特急料金の価格変更も予定している。
車内での発売額変更に先立ち、JR九州とPayPayでは、PayPayのQRコード決済機能による特急券発売の実証実験を、2022年1月7日から3月31日まで実施するとしている。