アルピコ交通は13日、東武鉄道より鉄道車両を譲受すると発表した。
譲受する車両は、東武鉄道20000系。中間車を譲受し、先頭車に改造して使用する。形式は、元モハ20050型をモハ20100形、元モハ20000型をクハ20100形とする。
種車となる東武20000系は、かつて日比谷線直通用として活躍した車両。2017年より70000系への置き換えが進められ、日比谷線直通列車からは2020年3月に引退。現在は一部編成がワンマン運転対応の20400型へ改造され、日光線などで使用されている。
アルピコ交通の譲受車両は、2021年度は2両編成1本を導入。2022年3月に営業運転を開始するとしている。