JR北海道は15日、快速「エアポート」へのチケットレスサービス導入と、一部の快速・普通列車の指定席料金の変更を発表した。
「エアポート」へのチケットレスサービス導入は、非対面・非接触ニーズの高まりや、キャッシュレス化の浸透を受けて実施するもの。インターネット予約サービス「えきねっと」での予約で、窓口や券売機での指定券発券が不要となる。同社では、2021年6月に在来線特急列車でのチケットレスサービスを開始しているが、快速列車での導入は初となる。
指定席料金の変更は、同社を取り巻く経営環境の変化を受け実施するもの。「エアポート」のほか、「くしろ湿原ノロッコ号」「富良野・美瑛ノロッコ号」の3列車について、現行の大人530円から大人840円へ価格を改定する。
「エアポート」へのチケットレスサービスと指定席料金変更は、2022年4月1日乗車分より適用。ノロッコ号については、2022年度運行分より新料金を適用する。