京浜急行電鉄は24日、「空港連絡特殊割引」の割引額を見直すと発表した。
空港連絡特殊割引は、京成線・都営浅草線方面と羽田空港内のターミナル各駅の相互間を普通旅客運賃で利用する際に適用しているもの。2021年現在は、成田空港駅・空港第2ビル駅~羽田空港間で大人90円、小児50円、その他の京成線・都営浅草線各駅~羽田空港間で大人60円、小児30円を割り引いている。同社は割引額を10円縮小し、それぞれ大人80円・小児40円、大人50円・小児20円へと変更する。
割引額の見直しは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で利用者が減少していることを踏まえたもの。また、2019年10月には空港線乗車時に適用する加算運賃を120円引き下げており、これらの状況を勘案し今回の割引額変更を実施するとしている。
新たな割引額の適用開始日は、2022年3月12日。あわせて京浜急行電鉄では、企画乗車券「羽田みらいきっぷ」について、3月11日をもって発売を終了するとしている。