鉄道コム

東急、2023年3月に運賃値上げを実施へ

2022年1月7日(金)16時0分

東急電鉄は7日、鉄軌道旅客運賃の変更認可申請を国土交通大臣に提出したと発表した。

東急電鉄の車両
東急電鉄の車両

旅客運賃の改定率は、12.9%。こどもの国線、世田谷線を除く各線では、初乗り運賃はICカード利用時で現行の126円から140円に、現金利用時で現行の130円から140円に、10円程度値上げ。その他の区間も改定率と同程度の値上げとし、渋谷~横浜間では、現行の272円から309円(ICカード利用時)へと変更する。また、世田谷線の均一運賃は、ICカード利用時で現行の147円から160円へ、現金利用時で現行の150円から160円へ、それぞれ変更。こどもの国線は運賃を据え置きとする。定期券については、通勤定期は改定率と同程度の値上げを実施する一方、通学定期は家庭負担に配慮し価格を据え置く。

今回の運賃改定は、鉄道インフラの安全性・安定性を確保するためのもの。同社では、ホームドアや車内防犯カメラといった安全装備・インフラの整備・維持が求められる一方、新型コロナウィルスの拡大やテレワークの浸透といった影響により利用者が減少し、厳しい経営状況にあるとしている。

運賃の改定は、2023年3月の実施を予定。東急電鉄では、利用者の負担増に配慮し、子育て世代やシニア層に向けた施策などをあわせて検討するとしている。

2022年1月7日(金)16時0分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

鉄道コムおすすめ情報

画像

ラストランは2月10日

「青胴車」5001形は2月10日にラストラン。引退前の「乗車会」開催や、引退記念グッズ発売も。

画像

「T4編成」展示へ

1月で引退の「ドクターイエロー」T4編成、先頭車がリニア・鉄道館で保存へ。6月に展示開始予定。

画像

幻の東京圏「改良計画」とは?

1950年代の国鉄は、東京圏を今と違った形に改良する計画を持っていました。その中身とは?

画像

「サステナ車両」5月デビュー

元小田急の西武8000系が、車両基地を出場。デビューは2024年度末から2025年5月末に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、標準~望遠・超望遠レンズ編です。

画像

1月の鉄道イベント一覧

2025年も鉄道コムをよろしくお願いします。1月の計画立案には、イベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。