箱根登山鉄道と箱根ロープウェイは11日、2022年4月1日付で合併すると発表した。
両社は、箱根エリアの観光ルート「箱根ゴールデンコース」において、箱根登山電車、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェイを運営し、箱根観光の一翼を担う。事業親和性が高い両社を合併し、経営資源を集中することで、事業環境の変化に柔軟に対応できる、機動的で効率的な経営体制を構築するとしている。存続会社は箱根登山鉄道で、合併後の商号は「箱根登山鉄道株式会社」を使用。事業内容の変更はない。
小田急箱根グループは、両社の合併後も、自然災害への備えやサービスの充実化などを通じ、利用者がより一層安心して楽しめる「世界に誇る観光地 箱根」の実現を目指すとしている。