JR九州は27日、2022年秋ごろに開業を予定する、西九州新幹線の発車メロディーと車内メロディーについて発表した。
メロディーは、西九州新幹線の各駅ホームでの列車発車時と、列車内での駅到着時などの案内放送で、それぞれ使用される。ホームの発車メロディーは各駅で異なり、各駅のコンセプトは、武雄温泉駅が竜宮城を思わせる朱塗りの武雄温泉楼門、嬉野温泉駅が「日本三大美肌の湯」で知られる嬉野の温泉街、新大村駅が同駅を中心に発展する大村の魅力、諫早駅が観光やビジネスのハブとしての駅、長崎駅が重要無形民俗文化財「長崎くんち」や浦上天主堂と大浦天主堂の鐘を用いた旅の思い出を感じられる曲としている。また、車内メロディーは、西九州新幹線の誕生により、西九州から新しい風が吹くイメージを込めたという。
各メロディーの作曲は、向谷実さんが担当する。なお、向谷さんは、九州新幹線各駅や博多駅在来線ホーム、D&S列車などの車内メロディーも作曲している。