長崎電気軌道は31日、新型車両「6000形」のデザインを発表した。
6000形は、バリアフリーに対応した車両。同社では3000形と5000形に続くバリアフリー車両となるが、連節車の両形式と異なり、6000形は1両編成での導入となる。定員は、着席28人、立席34人の計62人となり、同63人の3000形とほぼ同数とする。
同社は、2021年6月に公表した「移動等円滑化取組計画書」において、バリアフリー対応車両は2020年度における全営業車両71両中6両と、全体の約8パーセントに留まると記載。バリアフリー対応車両を2022年度までに2本(うち2021年度までに1本)導入し、対応していくことを盛り込んでいた。
6000形の営業運転開始は、2022年3月を予定する。