東急電鉄と横浜高速鉄道は3日、東横線とみなとみらい線にまたがる定期券の発売額を、3月12日発売分より変更すると発表した。
両社では、東横線とみなとみらい線を直通する定期券について、1~2割を割り引く「東急線・みなとみらい線連絡割引定期券」として発売している。両社は今回、通勤などの定期券利用者が減少し、今後の回復を見通すことが困難な状況であることをふまえ、割引額の変更に踏み切った。
発売額変更の対象となるのは、通勤定期券。1・3か月定期券では割引適用外とし、6か月定期券では、割引率を2割から1割へと変更する。価格変更後の発売額は、渋谷~元町・中華街間が現行で1か月1万5590円、6か月7万4050円のところ、1か月1万7320円、6か月8万2280円などとなる。
今回の発売額変更については、通学定期券は対象外となる。また、3月12日以降に使用開始となる定期券についても、3月11日までは変更前の価格で発売する。