富山地方鉄道は17日、2月19日に20020形「ニューレッドアロー号」の営業運転を開始すると発表した。
20020形は、西武鉄道10000系を譲受のうえ改造した車両。電鉄富山方からクハ221+モハ20022+モハ20021の3両編成を組み、車内一般席は西武時代のものを踏襲するほか、自販機やトイレ、座席を側面方向に固定した優先席なども設置する。同車は、西武時代も「ニューレッドアロー」の愛称で親しまれており、富山地方鉄道でも同じ名前で運転されることとなる。
同社は2月19日から28日までの間、一般公開を兼ねて、20020形を固定ダイヤで運転する予定。電鉄富山~宇奈月温泉・立山・岩峅寺間で、平日は計4本、土休日は計6本運転する。