JR東日本は17日、2022年3月に宇都宮線古利根川橋りょうの架け替え工事を開始すると発表した。
古利根川橋りょうは、同線の東鷲宮~栗橋間にある中川にかかる橋りょう。埼玉県の河川整備計画に基づく河道掘削等による流下能力向上の一環として、河道拡幅が計画されたことから、JR東日本が架け替え工事を受託した。同社は2021年3月、埼玉県と「一級河川中川河川改修事業に伴う東北本線東鷲宮・栗橋間古利根川橋りょう改築工事」に関する施行協定を締結している。
工事の内容は、現在の長さ約30メートルの橋りょうを、約90メートルの橋りょうに架け替えるというもの。手順は、仮橋りょう・仮線の設置、本線から仮線への切り換え、現橋りょうの撤去、新橋りょうの新設、仮線から本線への切り換えを計画しており、期間中、4回の線路切り替えを行う。
工事の完了は、2031年3月を予定している。