JR西日本は17日、新たに導入する観光列車「SAKU美SAKU楽」の外観デザインや運転計画などを発表した。
「SAKU美SAKU楽」は、2022年夏に開催する岡山デスティネーションキャンペーンにあわせ、岡山エリアで導入する観光列車。キハ40系1両を改造し投入する。
車両のデザインは、淡いピンク色をベースに使用。温泉・おもてなしがもたらす癒しや、岡山県北エリアに名所として点在する桜をイメージしており、風に運ばれた四季折々の花びらをデザインする。車内ではグリーンやブラウンを取り入れた落ち着いたカラーリングとし、各座席にはテーブルを設置する。
「SAKU美SAKU楽」の運転開始日は、7月1日。岡山~津山間で、全車指定席の快速列車として運転する。7月から9月までの間は、毎週金・土・日・月曜に運転。金・土・日曜は単独の臨時列車として、月曜は定期列車への併結での運転となる。また、観光列車を運転しない日には、一般の定期列車として使用する場合もある。車内では、弁当やスイーツなど、岡山の食の魅力を提供。観光型MaaSアプリ「setowa」や旅行代理店などで、片道6000円程度で販売するとしている。