鉄道コム

JR西、京阪神エリアの特定区間運賃を一部見直しへ

2022年3月29日(火)16時43分

JR西日本は29日、京阪神エリアに設定している特定区間運賃の一部を見直すと発表した。

JR京都線の電車
JR京都線の電車

特定区間運賃は、競合する私鉄との運賃差の抑制を目的として設定した割安な運賃で、旧国鉄時代から計315区間を設定してきた。同社ではこれまで、消費税の引き上げを除いて運賃は改定しなかったものの、昨今の市場環境の変化から、一部区間の運賃見直しを決めたという。

変更対象区間は、普通運賃と通勤定期運賃の見直しが大阪~神戸間など34区間、6箇月通勤定期運賃のみの見直しが大阪~京都間など65区間。具体的な改定案は、大阪~神戸間の普通運賃が現行の410円から450円、1箇月通勤定期運賃が現行の1万2530円から1万3760円、大阪~京都間の6箇月通勤定期運賃が現行の8万780円から8万5320円など。なお、通学定期運賃の変更はないとしている。

特定区間運賃の見直し時期は、2023年4月1日を予定。JR西日本では、見直しにともなう詳細の取扱いについては、決まり次第知らせるとしている。

2022年3月29日(火)16時43分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 札幌市営地下鉄タッチ決済乗車実証実験開始[2025年春]
  • 蒲須坂駅・郵便局窓口業務一体化[2025年春頃]
  • 山陽電気鉄道カードタッチ決済乗車サービス提供開始[2025年春]
  • 京王井の頭線自動運転実証実験開始[2025年春]

鉄道コムおすすめ情報

画像

ラストランは2月10日

「青胴車」5001形は2月10日にラストラン。引退前の「乗車会」開催や、引退記念グッズ発売も。

画像

「T4編成」展示へ

1月で引退の「ドクターイエロー」T4編成、先頭車がリニア・鉄道館で保存へ。6月に展示開始予定。

画像

幻の東京圏「改良計画」とは?

1950年代の国鉄は、東京圏を今と違った形に改良する計画を持っていました。その中身とは?

画像

「サステナ車両」5月デビュー

元小田急の西武8000系が、車両基地を出場。デビューは2024年度末から2025年5月末に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、標準~望遠・超望遠レンズ編です。

画像

1月の鉄道イベント一覧

2025年も鉄道コムをよろしくお願いします。1月の計画立案には、イベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。