JR東日本は26日、普通回数乗車券の発売を終了すると発表した。
発売終了の対象となるのは、JR東日本線内完結となる全ての普通回数乗車券。なお、身体障害者割引、知的障害者割引および通学用割引の普通回数乗車券は、発売を継続する。発売終了日は、2022年9月30日(金)を予定。発売終了後も、購入済みの回数券については、有効期間満了まで利用できるとしている。
今回のJR東日本における普通回数券の発売終了は、利用状況や経営環境の変化、チケットレスサービスの普及などを踏まえたものだとしている。JRグループでは、2021年にJR西日本とJR九州が普通回数券の発売を終了。東武鉄道や阪神電気鉄道、西日本鉄道といった一部私鉄でも、2021年以降に回数券の発売を終了する動きが見られている。