JR東日本は、27日に発表した2022年度設備投資計画において、中央快速線などへのグリーン車導入を延期すると発表した。
中央快速線などへのグリーン車導入計画は、2015年2月に発表。当初は2020年度のサービス開始を予定していたが、2017年3月に延期を発表。その後2018年に、2023年度末のサービス開始を発表していた。今回の発表で、中央快速線などへのグリーン車導入は2度目の延期となる。
グリーン車は、従来の10両編成に新造車を増結する形で導入。JR東日本などでは、グリーン車の製造のほか、中央快速線や青梅線のホーム延伸工事といった準備を進めてきた。
今回の延期は、世界的な半導体不足がグリーン車の新造計画に影響を及ぼしているため。サービス開始時期については、少なくとも1年程度遅れるという。JR東日本は、具体的なサービス開始時期については、決まり次第発表するとしている。