福井鉄道は24日、新型車両「F2000形」を導入すると発表した。
F2000形は、3両編成を組む路面電車タイプの車両。仮愛称は「FUKURAM Liner」とする。車内は低床式とし、吊り革や握り棒を従来車両より増設することで、バリアフリーに配慮する。車両定員は115人で、従来車両の880形に対し約1割増加。座席はロングシートとすることで、F1000形「FUKURAM」より通路幅を拡大する。また、VVVF制御やLED照明などの採用により、880形に対し30%以上の消費電力削減を図る。
F2000形は、2022年度に3両編成1本を導入。2023年春の営業運転開始を予定する。