あと60日ほどで開業する、阪神なんば線の準備が着々と進行している。
昨年4月から大阪・道頓堀に設置されている阪神なんば線のPR看板もリニューアルし、イメージキャラクターが阪神タイガースの金本知憲選手から、阪神タイガース第31代監督に就任した真弓明信監督に交代となった。新たな看板では、「始動!新線力。」と銘打ち、難波から甲子園や神戸方面へ乗り換えなしでつながることをPRしている。
また、あわせて阪神なんば線開業日から、阪神電鉄の制服がリニューアルされることも明らかになった。
制服デザインは、接客の原点である「誠実」と「おもてなしの心」をコンセプトとして、濃紺を基調としたオーソドックスなデザインで表現。阪神沿線や阪神タイガースをイメージしたネクタイを3種類(青・黄と黒・赤)の3種類導入する。また、制服のネクタイやコートなどの素材に、廃ペットボトルなどをリサイクルした再生ポリエステルを採用し、処分時の固形燃料へのリサイクルおよびカーボンオフセットの実現など、環境にも配慮している。また、作業の安全性の向上を目的に、技術員の作業服もリニューアルする。制服のリニューアルは、1994年に現行の制服を導入して以来、15年ぶりとなる。
(★記事提供 木津行東西快速さん)