JR北海道は13日、キハ183系と「ノースレインボーエクスプレス」の営業運転を終了すると発表した。
同社は、一般型のキハ183系について、2022年度をもって営業運転を終了すると告知。「ノースレインボーエクスプレス」については、2023年春をもって運転を終了すると発表した。具体的な運転終了時期については、改めて知らせるとしている。現在キハ183系を使用している特急「オホーツク」「大雪」については、2021年度まで特急「おおぞら」で使用してきたキハ283系を代替車両として投入するという。
キハ183系は、1980年に営業運転を開始した特急型気動車。当初は先頭車が非貫通型の「スラントノーズ」タイプが製造されたが、1986年以降は貫通型車両を導入。現在は貫通型のみが特急「オホーツク」「大雪」で活躍している。「ノースレインボーエクスプレス」は、キハ183系に分類される車両。臨時列車や団体列車への使用を想定した車両で、一般型のキハ183系と車体デザインが大きく異なり、ハイデッカー車体や2階建て構造を採用している。