JR西日本は13日、山陽新幹線における「のぞみ」「みずほ」の普通車指定席およびグリーン車指定席の料金を改定すると発表した。
今回の料金改定では、山陽新幹線新大阪~博多間の利用区間に応じ、110円から420円までの範囲内で料金を値上げする。改定後の普通車指定席料金は、新大阪~岡山間が3380円(現行3270円)、新大阪~博多間が6230円(現行5810円)などとなる。
料金の見直しは、2023年4月1日購入分からの適用を予定する。なお、自由席特急料金や「エクスプレス予約」などのネット予約商品については、改定の適用外となる。また、「ひかり」「さくら」「こだま」のみを利用する際も適用外となるが、これら列車と「のぞみ」「みずほ」を乗り継ぐ際場合の料金は、改定の対象となる。
同社は、コロナ禍の社会変容を踏まえ、山陽新幹線のさらなるサービス改善を図るために、料金改定を決めたとしている。なお、今回の改定対象は、上限認可された範囲内で、届出にて設定している料金としている。