鉄道コム

JR西、在来線IC定期券サービス、山陽新幹線ICOCA FREX定期券などの利用範囲拡大へ

2022年7月28日(木)17時18分

JR西日本は28日、在来線と新幹線におけるIC定期券のサービス向上策を発表した。

在来線では、「ICOCA」と「SUGOCA」の両エリアにまたがる在来線定期券を、新たにICOCAでも発売する。これまで、新下関~小倉間など、両社間にまたがる定期券はICカードで発行できなかったが、今回新たに対応する。なお、両社のエリアにまたがり、かつ定期券区間外を乗車する場合は、自動改札の利用対象外となる。

ICOCAとSUGOCAの両エリアにまたがる区間の在来線定期券の例
ICOCAとSUGOCAの両エリアにまたがる区間の在来線定期券の例
定期券の利用イメージ
定期券の利用イメージ

新幹線では、山陽新幹線の「ICOCA FREX定期券」、「ICOCA FREXパル定期券」の発売区間、および在来線IC定期券での「新幹線乗車サービス」の利用可能区間を拡大する。現在の発売、利用可能区間は新大阪~新岩国間に限られているが、拡大後は山陽新幹線全線(新大阪~博多間)となる。

各サービスの開始時期は、2023年春を予定している。JR西日本では同時期、ICOCAの利用可能エリアを山陽本線徳山~下関間で拡大する予定としている。

2022年7月28日(木)17時18分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 神戸市西神車庫廃止[2025年度初頭]
  • 東海道本線静岡エリアお客様サポートサービス導入[2025年6月ごろ]
  • リニア・鉄道館ドクターイエローT4編成展示開始[2025年6月頃]
  • 超電導リニアL0系 改良型試験車「M10」投入[2025年夏]
  • 舞浜リゾートライン二次元コード乗車券導入[2025年夏以降]
  • 東急大井町線各駅停車用6020系導入[2025年夏以降]
  • 伊予鉄道ICい~カードサービス終了[2025年9月]

鉄道コムおすすめ情報

画像

東海道新幹線に「半個室」

東海道新幹線に、発表済みの「個室」とは異なる「半個室」を投入。2027年度中に導入予定。

画像

違う車両のエキスポライナー

323系による特別使用車が使われれると発表されていた「エキスポライナー」。しかし平日朝には別の形式が使用されています。

画像

実は特殊仕様の中央グリーン車

中央線快速に導入されたグリーン車は、実は他路線の車両とは異なる特殊仕様。その中身とは?

画像

阪神新型「3000系」導入発表

座席指定サービスにも対応、2027年春にデビュー予定。既存急行用車両も色を順次変更へ。

画像

幻の東京圏「改良計画」とは?

1950年代の国鉄は、東京圏を今と違った形に改良する計画を持っていました。その中身とは?

画像

3月の鉄道イベント一覧

ダイヤ改正の3月到来。鉄道旅行や撮影の計画は、鉄道コムのイベント情報で。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。