東急電鉄は29日、東横線で有料着席サービス「Q SEAT」を導入すると発表した。
「Q SEAT」は、ロング・クロス転換車両を使用する有料着席サービス。東横線での導入に際しては、10両編成の一部を対象に、4・5号車にロング・クロス転換車両を連結。対象車両では「Q SEAT」の車体ラッピングを実施する。
「Q SEAT」サービスは、2018年に大井町線で提供を開始している。また、東横線での有料着席列車としては、西武線との直通列車となる「S-TRAIN」が2017年に運行を開始しているが、編成の一部車両のみを有料着席車両とするサービスは、東横線では今回初となる。
東横線での「Q SEAT」サービス提供開始は、2023年度以降を予定。東急電鉄は、詳細なサービス開始時期やサービス内容については、改めて発表するとしている。