北大阪急行電鉄と箕面市は25日、北大阪急行線の延伸区間を2023年度末に開業すると発表した。
北大阪急行線の延伸区間は、現在の終点である千里中央駅から北に延びる約2.5キロの区間で、箕面船場阪大前駅と箕面萱野駅の2駅が新たに開業する。工事は2016年度に開始し、2020年度中の開業を目標としていたが、用地交渉の難航や工事工程の見直しなどにより、2019年5月時点で開業目標が3年ほど延期となっていた。
2022年5月の箕面船場阪大前~千里中央間のトンネル貫通をもって、全区間の土木工事が完了。軌道、電気設備などの工事や車両の製造も順調に進んでいることから、開業時期を2023年度末に決定した。
北大阪急行電鉄は、延伸区間の具体的な開業日について、決まり次第あらためて告知するとしている。