JR東日本仙台支社は29日、東北本線須賀川駅の駅舎および東西自由連絡通路の改築工事に着手すると発表した。
新駅舎は鉄骨2階建てで、エレベーター2基や駅事務室、待合室、自動券売機を設置する。新駅舎のデザインは、建物全体をガラス張りとすることで、オープンで明るい雰囲気を作り、賑わいの創出とまちとの一体感を形成。また、須賀川の玄関口として、歴史や地域性を大切にしつつ、周辺との景観の調和を図るとしている。東西自由通路は、駅舎同様の鉄骨2階建てで、通路の有効幅員は4メートル。エレベーターやバリアフリー対応トイレを設置する。
同支社は、9月中旬に上りホーム、11月中旬に下りホームに、それぞれ仮囲いを設置し、工事を開始する。新駅舎と東西自由連絡通路の利用開始は2025年春、工事完了は2026年春を予定する。