JR東日本横浜支社と川崎市は16日、武蔵小杉駅の新規改札口設置工事に着手すると発表した。
新規改札口は、横須賀線ホームの東側、南武線との連絡通路付近に設置するもの。既存コンコースを拡大する形で整備し、駅務室や券売機などを設ける。
改札口の整備は、駅構内および駅周辺の歩行者の分散化による混雑緩和や、南武線北側からのアクセス性の向上を図るために実施するもので、2018年にJR東日本と川崎市が整備に向けた覚書を締結していた。両者では、2022年6月17日に新規改札口設置工事の施行に関する協定を締結。そして今回、設置工事の着手に至った。
新規改札口の供用開始は、2023年度内を予定。川崎市が整備する新たなアクセスルートも、同時期の供用開始を予定する。また、同駅では、横須賀線下り新ホームの整備も進められており、新ホームは2022年12月18日の供用開始を予定している。