JR九州は27日(火)、ICカード乗車券「SUGOCA(スゴカ)」のサービスを3月1日から開始すると発表した。
SUGOCAには、「SUGOCA乗車券」と「SUGOCA定期券」「SUGOCA特急定期券(SUGOCAエクセルパス)」の3タイプが用意され、特急列車の自由席が利用できる特急定期券にも対応する。SUGOCA乗車券には、さらに無記名式、記名式・小児用の3種類がある。
通常のカードデザインはどのタイプも同じで、SUGOCAキャラクターの「カエルくん」と「時計くん」が描かれる。同社によると、このカエルくんは福岡の「ケロケロ団地」のマンションに住んでおり、電車の運転士にあこがれている大学生だという。そばにはタイム星雲スマート星から地球にやってきた時計くんがつく。
開始時の利用区間は、福岡県内の鹿児島本線、日豊本線、福北ゆたか線、香椎線、若松線の全駅と、長崎本線の佐賀、鹿児島本線の荒尾、日豊本線の中津までの各駅。
3月1日の開始当日は、デビュー記念デザインのSUGOCA(無記名式)が2万枚限定で発売される。1枚2000円で、博多や小倉など計15駅で午前7時から発売(1人5枚まで)。