鉄道コム

JR西、北陸・城崎エリアに新たな観光列車を2024年秋導入へ

2022年10月12日(水)14時49分

JR西日本は12日、新たな観光列車を導入すると発表した。

新たな観光列車(イメージ)
新たな観光列車(イメージ)

導入する観光列車のコンセプトは、「地域の華(はな)を列車に集めて、お客様と地域の縁を結ぶ列車」。季節ごとに、運行エリアを変えて、乗客と各地域を結び、地域のとっておきを発信する列車を目指す。

列車外観は、紋付き染めで最高級とされる檳榔子染め(びんろうじぞめ)の色をベースに、「どこを走っても沿線や駅舎に映える」デザインとする。車内は、ゆったりと過ごせる空間を創出。定員を3両編成で54席に絞り、グリーン車以上の価格帯でハイグレードな仕様に設定。また、イベントを楽しめるフリースペースも設置する。車両のデザインは、イチバンセン 代表取締役の川西康之氏が手掛ける。

車内イメージ
車内イメージ
車内イメージ
車内イメージ

観光列車は、キハ189系3両編成を改造し導入。2024年秋に開催を予定する「北陸デスティネーションキャンペーン」にあわせ、営業運転を開始する。運行ルートは、季節ごとに線区を変更。第1弾として、敦賀から若狭・京都府北部を通り、城崎温泉までを結ぶルートを予定する。

JR西日本では、列車の名称や詳細な運行ルートについては、改めて発表するとしている。

2022年10月12日(水)14時49分更新
 

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 伊予鉄道7000系営業運転開始[2025年2月]
  • 京成3200形営業運転開始[2025年冬]

鉄道コムおすすめ情報

画像

登場時デザイン撮影会で

京急600形30周年にあわせた撮影会が12月に開催。600形デビュー時デザインが撮影会限定で復活。

画像

東武の車両「記録推奨度」

この車両、いつまで走る? 引退が危ぶまれる車両や、見た目が変わりそうな車両をご紹介。今回は東武編です。

画像

4000系が「機関車風」塗装に

「西武秩父線開通55周年記念車両」11日運転開始。4000系をE851形を模した塗装に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、高倍率ズーム・広角レンズ編です。

画像

京都鉄博に381系

12月12日~17日に特別展示。16日までは、一部で「スーパーくろしお」色ラッピングも実施。

画像

11月の鉄道イベント一覧

数百件の情報を掲載中。鉄道旅行や撮影の計画には、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。