JR東日本盛岡支社・東北本部は17日、ICカード乗車券「odeca」をリニューアルすると発表した。
odecaは、気仙沼線・大船渡線BRT専用のICカード乗車券。同社の交通系ICカード「Suica」と同様、SF利用や定期券としての利用が可能だが、Suicaなど他の交通系ICカードとの共通利用は不可能となっていた。
同社は今回、odecaを「地域連携ICカード」にリニューアル。odecaにSuicaの機能を持たせることで、Suicaエリアや全国の交通系ICカードの相互利用可能エリアでodecaが利用できるようになる。
odecaのリニューアル時期は、2023年7月を予定。同社はこれに先立ち、2023年1月以降、odeca定期券の発売を制限するほか、6月末をもって従来のodecaカードは利用できなくなるとしている。