大田区と東急電鉄は21日、「新空港線」の整備主体となる第三セクター会社を設立したと発表した。
第三セクターの社名は「羽田エアポートライン株式会社」で、設立は2022年10月14日。今後、「新空港線」の事業化は、同社を中心に進めるとしている。
新空港線は、矢口渡~京急蒲田方面を整備し、東急多摩川線と京急空港線を接続する計画の路線。距離のある東急・JRの蒲田駅と京急蒲田駅を連絡するため、「蒲蒲線」とも呼ばれる。2022年6月には、大田区と東急電鉄の共同出資により整備主体となる第三セクターを設立することなどについて、合意がなされていた。
大田区と東急電鉄は、設立した羽田エアポートライン株式会社によって、新空港線の「一期整備」区間にあたる矢口渡~京急蒲田間の検討の深度化を進めるとしている。