JR東日本八王子支社は25日、青梅線の青梅駅をリニューアルすると発表した。
同社では、青梅線の青梅~奥多摩間に愛称「東京アドベンチャーライン」を設定し、自然の中でアウトドア、アクティビティを楽しめる路線としてPRしている。同支社は今回、地域の利用者が大切にしている「昭和レトロ」の文化や思い出を残しつつ、自然を楽しむ路線にふさわしい駅を目指し、リニューアルを実施する。
駅入口やコンコース(改札付近)のリニューアルコンセプトは「昭和レトロ」。改札付近では壁面や天井を塗装、美化するほか、「昭和レトロ」をイメージした映画看板をコンコース通路に移設する。
駅ホームのリニューアルコンセプトは「アドベンチャー」。ホーム上2か所に設置している待合室のうち、立川方のものは「自然」、奥多摩方のものは「アクティビティ」をテーマにリニューアルする。
あわせて、青梅駅を除く東京アドベンチャーラインの各駅に設定していたシンボルマークを、新たに青梅駅にも設定。同駅の魅力をアピールするためのもので、毎年5月に青梅市内で開催される「青梅大祭」をモチーフとしたデザインとし、同駅のベンチ、案内サインなどに整備する。
青梅駅のリニューアル工事期間は、2022年10月から2023年3月末までを予定している。