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JR東、青梅駅のリニューアル工事に着手へ

2022年10月25日(火)18時36分

JR東日本八王子支社は25日、青梅線の青梅駅をリニューアルすると発表した。

同社では、青梅線の青梅~奥多摩間に愛称「東京アドベンチャーライン」を設定し、自然の中でアウトドア、アクティビティを楽しめる路線としてPRしている。同支社は今回、地域の利用者が大切にしている「昭和レトロ」の文化や思い出を残しつつ、自然を楽しむ路線にふさわしい駅を目指し、リニューアルを実施する。

駅入口やコンコース(改札付近)のリニューアルコンセプトは「昭和レトロ」。改札付近では壁面や天井を塗装、美化するほか、「昭和レトロ」をイメージした映画看板をコンコース通路に移設する。

駅リニューアルのコンセプト図
駅リニューアルのコンセプト図
現在の青梅駅改札口付近
現在の青梅駅改札口付近
現在の青梅駅改札内通路
現在の青梅駅改札内通路

駅ホームのリニューアルコンセプトは「アドベンチャー」。ホーム上2か所に設置している待合室のうち、立川方のものは「自然」、奥多摩方のものは「アクティビティ」をテーマにリニューアルする。

立川方の待合室リニューアルイメージ
立川方の待合室リニューアルイメージ
奥多摩方の待合室リニューアルイメージ
奥多摩方の待合室リニューアルイメージ

あわせて、青梅駅を除く東京アドベンチャーラインの各駅に設定していたシンボルマークを、新たに青梅駅にも設定。同駅の魅力をアピールするためのもので、毎年5月に青梅市内で開催される「青梅大祭」をモチーフとしたデザインとし、同駅のベンチ、案内サインなどに整備する。

青梅駅の東京アドベンチャーラインシンボルマーク(イメージ)
青梅駅の東京アドベンチャーラインシンボルマーク(イメージ)
シンボルマークの整備イメージ(日向和田駅のベンチ)
シンボルマークの整備イメージ(日向和田駅のベンチ)

青梅駅のリニューアル工事期間は、2022年10月から2023年3月末までを予定している。

2022年10月25日(火)18時36分更新
 

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