阪急電鉄と能勢電鉄は、8月1日から、「PiTaPa」での割引サービスを一部変更すると発表した。
割引サービス内容の簡素化を目的として、「連続利用割引」を7月末をもって廃止する。連続利用割引は、事前に利用区間を登録することで運賃が割り引かれる「区間指定割引」と連動し、その連続期間に応じて、自動的に5パーセントから15パーセントの割引が適用されるシステム。
連続利用割引の廃止のかわりとして、8月から来年3月末までの間、区間指定割引運賃を現行より10パーセント割り引くキャンペーンが実施される。これにより期間中は、連続利用割引の5~7か月目と同じ割引率が、毎月適用されることとなる。キャンペーン終了後は現行運賃に戻るが、「STACIA PiTaPa」カード所持者には、区間指定割引運賃の10パーセントがSTACIAポイントとして付与される予定。
PiTaPaは、関西の私鉄・地下鉄・バスで使用でき、利用回数割引や区間指定割引、IC定期サービスなど、各社局により割引サービスが異なる。