相模鉄道、東急電鉄は16日、「相鉄・東急直通線」の開業日を、2023年3月18日とすると発表した。
相鉄・東急直通線は、羽沢横浜国大駅と日吉駅を結ぶ、相鉄新横浜線および東急新横浜線の通称。両社間および東京メトロなどとの直通ネットワークを構成する路線で、東海道新幹線が停車する新横浜駅のアクセス性向上にもつながる。
開業後の運行形態は、相鉄本線は東急目黒線方面、相鉄いずみ野線は東急東横線方面へ発着。一部時間帯では、両者の直通先が入れ替わる列車も運転する。また、東急線内発着の一部列車を除いては、都営地下鉄三田線、東京メトロ南北線・副都心線、埼玉高速鉄道線、東武東上線への乗り入れも実施する。
日中時間帯の運転本数は、東横線・副都心線方面、目黒線・三田線方面とも、毎時各2本。同時間帯の目黒線方面は三田線への直通とし、南北線への直通は実施しない。
相鉄・東急直通線の開業にあわせて、各社ではダイヤ改正を実施。相鉄では、横浜~西谷間で1日あたり上下100本の列車を運転。横浜方面への利用者に配慮する。