JR西日本は16日、向日町駅に整備する自由通路、橋上駅舎の設備の概要およびデザインが決定したと発表した。
新たな自由通路、駅舎のデザインコンセプトは、「明日のむこうにつなぐみち」。西口には「常夜灯」を模したデザインを採用し、「新しいみち」と「新しいえき」、今後の向日市の「新しいまち」への道しるべとなることを期待する。
同駅の自由通路整備、橋上化事業は、駅東側エリアからのアクセス改善と交通結節点としての機能強化、サービスの向上を目的とするもの。JR西日本は、2022年2月に向日市との間で協定を締結し、12月より工事に着手している。なお、東口エリアは、市街地再開発事業で別途整備される予定。
新設する自由通路と橋上駅舎は、2025年夏ごろに西口階段、エレベーター、自動改札、券売機など一部の設備を供用開始し、2026年冬ごろに全面供用を開始する予定としている。