JR北海道は21日、石北本線の特急列車に投入するキハ283系に対し、沿線自治体にまつわるラッピングを実施すると発表した。
デザインは、旭川市の「旭橋」、上川町の「大雪山国立公園」、遠軽町の「瞰望岩」、北見市の「カーリング」、美幌町の「美幌峠」、大空町の「芝桜」、網走市の「能取岬」、各自治体デザインを組み合わせた特別デザインの、計8種類。先頭車両11両の先頭部左右(計22か所)に、各自治体3枚ずつ、特別デザイン1枚を貼り付ける。
キハ283系は、2022年3月まで、石勝線や根室本線などの特急「おおぞら」で活躍していた車両。3月のダイヤ改正で定期運用を一旦終了したが、老朽化したキハ183系の置き換えとして、2023年3月のダイヤ改正で運用を再開する。今回ラッピングを貼り付ける箇所は、「おおぞら」での運用当時、車体を傾けて走る「振り子式」を表す「FURICO 283」のロゴを描いていた。
キハ283系は、2023年3月18日のダイヤ改正で、特急「オホーツク」「大雪」に投入。札幌・旭川~網走間で運転する。