長野電鉄は21日、3500系N8編成の運用を、2023年1月19日をもって終了すると発表した。同編成の引退により、3500系は全ての運用を終了する。
3500系は、もとは営団地下鉄(現:東京メトロ)日比谷線の初代車両である3000系。新車投入により余剰となったものを長野電鉄が譲受し、1993年に運用を開始した。一時期は同社の主力車両として活躍していたが、路線廃止や後継車両の導入により、次第に引退。2022年4月にはN8編成を残して全て引退しており、同編成も4月以降は定期運用から離脱していた。
同社では、N8編成の引退を前に、2022年12月24日から2023年1月17日までの間、一部期間を除き、同編成を定期列車で運転すると発表。また1月以降、臨時貸切列車や臨時イベント列車も運行するとしている。