JR東日本秋田支社は22日、「クルージングトレイン」の運用を終了すると発表した。
クルージングトレインは、青森県や秋田県で臨時列車を中心に活躍してきたもの。元は1997年に「リゾートしらかみ」としてデビューした車両で、2003年に「橅(ブナ)編成」が登場して以降は、「青池編成」の愛称が付けられていた。2010年に2代目の青池編成が登場したことで、リゾートしらかみとしては引退。2011年には2両編成に改め、クルージングトレインとして再出発していた。
同車両の引退は、老朽化によるもの。ラストランは2023年3月末となる。秋田支社では引退に際し、クルージングトレインによる日帰りツアーを、3月の土休日を中心に実施。また、引退を記念したポスターを、首都圏などの主要駅に掲出するとしている。