近畿日本鉄道は5日、生駒ケーブル(生駒鋼索線)宝山寺駅をリニューアルすると発表した。
リニューアルのデザインコンセプトは、「昔懐かしい駅や喫茶店を連想させるような和洋折衷」。構内を塗装し、案内看板を整備するほか、ギャラリースペースを新たに設ける。
リニューアル工事は、2023年1月に着工。2月の完工を予定する。近鉄では、駅リニューアルにあわせ、バックヤード見学やスタッフ業務体験を始めとする体験イベントなどの開催を予定している。
生駒ケーブルは、1918年に開業した、日本最古のケーブルカー。同社は今回、開業から105年を迎える生駒ケーブルの宝山寺駅を、レトロで魅力あふれる駅に修景整備することで、生駒ケーブルや周辺エリアが持つ魅力を発信するとしている。