JR東海は18日、東海道本線や中央本線の一部駅に、「お客様サポートサービス」を導入すると発表した。
お客様サポートサービスは、2013年より武豊線や東海道本線の一部駅で展開しているもの。これまでは「集中旅客サービスシステム」と呼称していたが、今回の導入拡大を機に、名称を変更する。
同サービスでは、近距離券売機に隣接した位置に、モニター付きインターホンや券面確認台を新設し、案内センターと接続。改札内インターホンには、新たに「ご案内タッチパネル」を設置し、タッチパネル上で精算等を案内する。本サービスの導入により、これまで早朝・夜間等の係員不在時に不可能だった有人による対応が、全時間帯で可能となる。
サービスの新規導入駅は、東海道本線が枇杷島、清洲、稲沢、木曽川、西岐阜、穂積、垂井、関ケ原、近江長岡の各駅、中央本線が勝川駅。清洲、木曽川、近江長岡を除く各駅では、導入にあわせて「サポートつき指定席券売機」を設置。従来の指定席券売機の機能に加え、オペレーター対応で証明書が必要なきっぷの購入などに対応する。
各駅での導入は、2024年2月ごろを予定する。