京浜急行電鉄は、2月14日(土)から全線で高機能ATS(C-ATS)の運用を開始した。
新型のATSは、福知山線脱線事故後の国土交通省通達を受けて導入されたもので、デジタル符号伝送方式を採用しており、旧型のATSより安全性が向上している。これまでのATSにはなかった、停止信号手前での絶対停止機能が追加されたほか、信号の現示速度にあわせた細かい速度照査(スピードチェック)や、急曲線区間での速度照査などが可能になった。
同タイプのC-ATSは、都営浅草線でも一部機能の運用を開始しており、京成電鉄、北総鉄道、新京成電鉄、芝山鉄道でも導入が予定されている。